おれ『（あ、これうちの猫に似てるな・・・・・）』
とまあ、そんな事を考えながらニートはおつかいに来ていた。
まあおれん家はオス猫を１匹飼っていて
今、１１歳（人間でいうと７０歳↑）だ。
歯はぼっかけていて、
身体はガリガリで、
猫エイ〇も持っている。
キョセイも済ませている。
はっきり言って、猫にとっての楽しみはほとんどないと思う。
だが、たった一つだけこいつは
生きがいとまで言える楽しみを持っているのだと思う。
それは食うことだ！
いかに人間にエサをもらうか、頭をフル活用し、自分の持つスキルを使い、仕掛ける。
それをおれとのエピソード＋おれ的猫語解釈とともにお送りしよう。
＊朝食にて（スキル：威嚇）
おれが飯を食っていると、おれの足の横に来て座り、鳴く。
飼猫『ニャオ〜ン（おい、飯くれよ）』
おれ『なんだ、飯か？今おれが食ってんだよ。ちょっと待ってろ』
飯をくれないと察知したのか手の爪を伸ばし、
そのままおれのスウェットに爪をひっかけてくる。
おれ『おいｗいてえよ！
ちょっと待ってろって言ってんだろ！！』
飼猫『ニャオオオ！！！！！
（ニートは黙って
さっさと飯食わせりゃいいんだよ！！！！）』
飼猫は目をばっと開かせ、おれを睨みつけてきた。
おれ『わ・・わかったよ・・・・。食わせりゃいいんだろ！
（ほっとくと飛びかかってきそうだぜ・・）』
この出来事の後、おれは自分の飯の前に飼猫に飯を食わせるようになった。
＊トイレにて（スキル：尾行）
おれを見つけると飼猫は鳴きながら近づいてくる。
飼猫『ニャ〜ン（ようニート、喉渇いたぜ。牛乳くれよ）』
おれは無視してトイレへ向かう。
飼猫『ニャオン！？（てめえ無視してんじゃねえよ！
牛乳くれって言ってんだろ！）』
おれ『おめえ！！トイレの中までついてくんなよｗｗ』
仕方なくトイレの前に牛乳を与えることにした。
＊玄関入り口にて（スキル：待ち伏せ）
おれがごみを出したり、車を動かしたりして外にでていると
なぜか玄関入り口で飼猫が寝ている。（寝たふり）
おれが近づくいてくると目を開けこっちを見て鳴く。
飼猫『ニャオ〜ン（おいニート、飯まだか？
今日はカルカンのまぐろ味がいいな）』
おれ『おめえ、家猫なのになんで外で待ってんだよ！』
無視して家に入ろうとすると一際大きな声で鳴き、おれの後についてくる。
飼猫『ニャオオオ！！！
（おめえが飯係りだからに決まってんだろ！！
さっさとカルカンまぐろ味一缶と牛乳
だせっつってんだよ！！！！』
食う事に命を賭けている飼猫は
鬼の形相でおれを睨んでくる。
おれ『わあったよ・・・。食わせりゃいいんだろ・・・。』
圧倒されたおれは仕方なく飯を食わせる。
すると飼猫はついでにとばかりにちょっと鳴く。
飼猫『ニャンｗ（あ、ついでにおれのトイレ掃除しとけよｗｗ
ニートｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）』
おれ『てめええええええ！！！！』
ニートは飼猫にもこんな扱いを受ける始末さ＾ｗ＾；
ま、でも１１年も一緒にいるとこれぐらい許されるんじゃないかと我思う。
猫は１０年生きるとしゃべるっていう噂があるけど、おれの解釈だと
１０年一緒にいると、
猫が言いたいことは
大抵理解できるってことだとおれは思う＾ｗ＾
