日課ポッカ～Written by ポカ～　　　　 : フリスキー

ドア『ガチャ・・・・』

飼猫がいる部屋のドアを開ける。

開けたドアに張り付くように飼猫が座っていた。

飼猫『ニャ！（おせえよ！早く飯食わせろ！ニート！）』

おれ『・・・・・・・』

おれは無言で通り過ぎ、飯の用意をする。

おれ『えと・・・・猫缶はと・・・・・』

おもむろに置いてある所を見ると・・・・・・。

おれ『おいこれ・・・・・・・・・・』

おれ『猫1匹にどんだけ買いだめしてんだよｗｗ』

おれはこれを見た瞬間、吹いてしまった。

おれ『ん・・（まてよ、この数、これだけあれば・・・・）』

おれはある事を思いつく。

『猫缶でボウリングできんじゃね！！？？』

面白そうなので、おれはボールを捜しに外へ出る。

おれ『（お・・・・いいもんあるじゃん！）』

きったねえソフトボールが見つかった。

準備が整った。いざ投げようとすると、飼猫が妨害してくる。

飼猫『ニャアアアアア！！！！

　　　（てめえ！主人の飯ほったらかしで
　　　　　　　　なにボウリングやろうとしてんだよ！）』

おれ『お待ちくださいご主人様！

　　　　　　　　　　　　　　ストライクとったらすぐ飯あげますんで！』

早速、ボールを投げてみる。

題名『このピン、客泣かせだわ・・・・・』

いくら投げてもピンがづれるだけで、一つも倒れなかった・・・。

おれ『ふう・・・・』

飽きてしまった・・・・。

するとまたも、おれは思いつく。

おれ『（この形状なら・・・・あれができるな！）』

まず、やる場所を決める。

『これで猫缶積み上げゲームできんじゃね！？』

早速積み上げようとすると、飼猫がまたも妨害する。

飼猫『（てめえ！2度目だぞ！
　　　　　　　なに主人の飯ほったらかしで
　　　　　　積み上げゲームやろうとしてんだよ！！）』

おれ『お待ちください！ご主人様！
　　　　　　　私は限界に挑戦してみたいのです！
　　　　　　　　　　これ8段！いや７段までできたら
　　　　　　　　　　　　　　　すぐ飯あげますんで！』

早速積み上げてみる。

題名『これ猫缶のトーテムポールや～』

6段という庶民な結果に終わった。

おれ『ふう・・・・・』

おれはまた飽きてしまった。

するとまたも、思いつく。

おれ『（これだけあれば芸術作品が作れそうだ）』

早速やろうとするとまた飼猫が妨害する。

飼猫『シャアアア！！

　　　（いい加減にしろよ、飯係の分際で！
　　　　　　　　飯食わせろって言ってんだよ！！）』

おれ『お待ちください！！ご主人様！！
　　　　　　　この缶詰で、かの有名なエジプトの
　　　　　　　　あれをご覧にいれますので！
　　　　　　　　　　　　できたらすぐ飯あげますから！）』

早速作ってみる。

題名『ツタンカーメンもびっくり！！』

新たな芸術作品の誕生であった。

さて、飽きたし、部屋戻るか・・・・・。

と思い立ち上がろうとした時、飼猫が猫爪を伸ばし・・・・・、

飼猫『シャア！
　　　　（てめえ、おれに飯食わせないで
　　　　　　　　なに逃げようとしてんだ！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これでもくらえ！！。）』

飼猫は爪を伸ばしたまま、
　　　　おれの手に一撃を食らわしてきた。

おれ『ぐお！』

おれは手に引っかき傷を負った。

おれ『あ、忘れてたｗ飯ねｗ今あげますｗｗ』

飼猫は飯をもらい、ようやく落ち着いた。

おれ『あれ・・・・・なんか手がかゆい』

さっき引っかかれた所が無性にかゆくなってきた。

おれ『こ・・・・・これは・・・・・』

廃人ポカは
　蕁麻疹（じんましん）を再発した。

＊今日のランニング

走行距離：１０ｋｍ　体重：６３．１ｋｇ　体脂肪：１６．６％

＊今日のカスタム